スピードクライミングウォールがある施設【2018年11月版】

スピードクライミングは、「やりたくても、やれる場所がない」という状態が続いていました。しかし最近になってようやく、スピード競技を楽しめる施設がいくつか出てきましたので、ご紹介します(2017年4月執筆。2018年11月更新)。

グラビティリサーチ岸和田(大阪府岸和田市)【2018年11月追加】

商業ジムではめずらしい、本格的なスピード壁

全国にクライミングジムを展開するグラビティリサーチグループのひとつが、大阪府岸和田のショッピングモール「岸和田カンカンベイサイドモール」内にあるグラビティリサーチ岸和田店です。そして、同店が管理するのが、ショッピングモール内にある「カンカンウォール」。高さ15mと本格的なリードクライミング壁と、スピードクライミング壁が併設されています。都会のショッピングモール内なので、一般クライマーが利用できるスピード壁としては、アクセスの良さは随一でしょう。

倉吉スポーツクライミングセンター(鳥取県倉吉市)【2018年11月追加】

一般利用も可能な希少な2連のスピード壁

2018年3月にオープン。リード壁、ボルダリング壁に加えて、国際規格準拠の2レーンのスピード壁が設置されています。2人のクライマーが並登して競技形式で競い合える施設で、一般クライマーでも利用可能な場所はかなり希少です。また、全施設を利用しても、利用料は1回1000円(一般)と安めなのもうれしいポイントです。

なお、倉吉スポーツクライミングセンターは、2018年11月に行われる「クライミングアジア選手権2018」の会場になります。

 www.jma-climbing.org
公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会

池田町立クライミングウォール(福井県今立郡池田町)【2018年11月追加】

合宿所併設で、クライミング合宿にも最適

元小学校をリノベーションして作られた「農村de合宿キャンプセンター」の体育館に設置されたクライミングウォールです。ボルダリング、リード、スピードと、3種目の壁がそろっており、一般利用が可能。いずれも体育館内なので雨天でも利用可能なのもうれしいポイント。スピード壁は、国際規格準拠が1レーンと、たくさんのホールドが付けられた練習用の壁が1レーン設置されています。「農村de合宿キャンプセンター」に宿泊してクライミング合宿で登りまくれば、仲間と一緒に強くなれそうですね。

岩手県営運動公園(岩手県盛岡市)【2018年11月追加】

2レーンのスピード壁が公共施設ならではの格安料金で利用可能

ボルダリング、リードクライミング、スピードクライミングと、3種目の壁がすべてそろった施設です。スピード壁は国際規格に準拠した2レーンと、高さが低い2レーンの計4レーン。団体での練習も効率よくできそうです。また、県営公園ならではのポイントとして、利用料金の安さ(1時間210円/一般)があげられます。なお、利用にあたっては、認定証が必要などの注意事項がありますので、事前にWebサイトでご確認ください。

安八ウォール(京都府京都市)

日本初、国際競技基準準拠のスピード競技壁

以前もご紹介していますが、2016年10月、国内で初めて国際競技基準(IFSCルール)に準拠した壁が、京都市上京区にある「安八ウォール」に設置されました。

1レーン(同時に登れるのは1人)なので、大会のように2人以上の選手が並んで同時に競うことはできませんが、自分がトライするには十分です。

この壁は、クライミングジムではなく、旭金属工業株式会社の社内施設ですが、一般にも開放されており、個人利用も、貸し切りでの団体利用も可能です。利用には事前の登録が必要ですので、まずは上記Webサイトから問い合わせてください。

モリパーク アウトドアヴィレッジ(東京都昭島市)

大会も可能な4レーンの巨大壁。個人利用開始は未定

国際競技基準(IFSCルール)に準拠し、4人同時の競技が可能な、4レーンの巨大壁が、東京・昭島のモリパーク アウトドアヴィレッジに登場しました。

現在のところ、競技大会やイベントのみでの利用となっているようで、モリパーク アウトドアヴィレッジ内のクライミングジム「PLAY」のリード、ボルダリング施設のような一般クライマーのフリー利用には対応していないようです。通常のクライミング、一般の利用については、いつからできるようになるのか未定ということです。利用できるようになる日が楽しみですね。

クライミングジムGIRI.GIRI(東京都西東京市)

壁はオリジナル。オートビレイ機で気軽に楽しめる

商業ジムとしては珍しく、リード壁とは別にスピード専用の壁が用意されています。IFSCの基準に準拠はしていませが、高さは約10メートルと練習用には十分な高さでしょう。本格的な大会用の壁でも使われているホールドが中心で津川割れているので、ここで十分に練習してから、安八ウォールやモリパーク、あるいは今後でてくるであろう、大会レベルの壁に挑むのが良いかもしれません。
現状では、フットホールドなどが足されているので、初級者でも登りやすくなっています。また、オートビレイ機があるので、1人でも楽しめます。

(参考)東京23区内にスピード壁を設置するプロジェクトが始動【2018年11月追加】

野中生萌選手がクラウドファンディングで資金集め。東京・豊島区にスピード壁が誕生か?

プロクライマーの野中生萌選手が、自身の出身である東京都豊島区に「東京23区初のスピード壁設置」をかかげて、クラウドファンディングで資金募集を呼びかけていました。

募集は9月末で終了していますが、250万円の目標に対して、約480万円の資金が出資されるという大成功になりました。今後、豊島区と、同区内にある立教大学の協力を得ながら、スピード壁設置のプロジェクトを進行させていくとのことで、非常に楽しみです。


(野中生萌選手公式Webサイト。プロジェクトの今後の進捗も報告されていくことでしょう)

(参考)明大スピードクライミング普及会

一般の方は利用できませんが、大会などで利用されることがあります。

「全国各地に15mスピードウォールが出来るまでの間、明大和泉キャンパスのスピードウォール(高さ10m, 専用ホールド配置)を利用して、スピードクライミングの普及を目指します。」ということです。残念ながら、競技大会などの場合を除き、基本的に明治大学関係者(学生、教職員)の利用に限られています。

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