ノボロック渋谷店に行ってきました(平日昼間編)

この7月から新規オープンした東京・渋谷の「ノボロック渋谷店」。前回は、夜に行ってかなりの混雑だったので、今回は平日の昼間に行ってみました。

暑い季節はジムがいいですね

暑い日が続いていますが、みなさん元気に登っていますか?

標高が約1500mの小川山(廻り目平)のクライミングエリアあたりまで行けばだいぶ涼しいのですが、それでも20年くらい前から小川山で登っているクライマーに聞くと、「昔に比べるとだいぶ暑くなった」と言います。やはり地球温暖化が進んでいるのでしょうか。

いずれにしても、正直言って、夏は外の岩よりも冷房のよく効いたジムでのボルダリングの方が快適です。

さて、前回は夜に行ってその混雑に驚いた渋谷のボルダリングジム「ノボロック渋谷店」のレポートをしました。

今回は空いていることを期待して、昼間に行ってみました。

この看板が目印です。

 

フシギなゲートをくぐって地下に降りて入店します。以前はなんのお店だったのでしょうか?
追記:その後、8月上旬に行ったら、上のゲートが無くなっていました! その存在もフシギでしたが、わざわざ撤去するのももっとフシギです。別に邪魔になるものではなかったと思いますが。

入店したのは、平日の午後2時くらい。この時間ならガラガラかもしれないと思いきや、意外にもお客さんが入っていました。もちろん夜よりは全然空いています。ぱっと見た感じ、夜の4割くらいでしょうか。これくらいなら、ストレスなくトライできます。

お客さんは、夜に比べてやや年齢層が高いと感じました。平日に休みが取れるお仕事の方や主婦の方が多いのかもしません。かわいい赤ちゃんを連れたお母さんもいました。休憩エリアが比較的大きいため、赤ちゃんや小さいお子さんを連れていても、他のジムに比べると居心地は悪くないかもしれません。

夜に比べれば半分以下ですが、それでもこれくらいはお客さんがいます。

コーディネート系課題は難しいけど、コンペを目指す人なら必須?

前回の記事でも書いたように、このジムは初級者用エリア(スタートアップウォール)と、中上級者用エリア(メインウォール)に大きく分かれています。

私はメインウォールの垂壁やスラブ壁で登っていましたが、2~3級になると、斜めにぴょんと飛んで飛びつくような、いわゆる「コーディネート系」の課題が多くあり、これが大変難しいと感じました。結局、2級の課題は1つも落とせませんでしたし、3級でもできないものがありました。

最近のボルダリングコンペの動画を見ていると、必ずといっていいほど、こういったコーディネイト系の課題が設定されています。その意味では、将来にコンペを目指そいているような方も、このジムで登りこんでおくといいかもしれません。

その一方で、どっかぶりの壁(150度くらい)が小さいので、それは弱点かもしれません。

これは、前回も書いたようにジム全体としては最上級者より少し下の中~上の間くらいのユーザー+完全な初級者(スタートアップウォール)をメインのユーザーと考えているのでしょう。上級者のトレーニングには必須の、キャンパスボードもありません。これは、まだジムがオープンしたばかりなので、これから設置されるのかもしれません。

課題はどんどん増えている!

登っているうちにふと気づくいたのですが、前回より課題のテープが明らかに増えていました。スタッフさんがどんどん課題を追加しているようですね。

このジムの壁は、パンプやビッグロック、T-Wallといった老舗ジムに比べると、ホールドの数がやや少ないですが(今のところ)、新しいジムとしてはけっこう多い方ではないかと思います。そのため、まだ課題を設定できる余地はありそうです。しばらくは課題が増やされていくのではないでしょうか。

仕事の途中で抜けてきたので、90分くらいしかいられませんでしたが、夜よりはマイペースで登れて楽しめました。

そういえば、ノボロック系列は、平日は利用料1,400円(土日祝は1,700円)で、他のジムよりやや安い料金設定となっています。その点でも、割と短い時間でも気軽の登りに行くことができると思います。

 

メインウォールのグレード表。

 

スタートアップウォールのグレード表。ボルダリング初心者はまずこちらの制覇を目指しましょう。
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